新聞の誌面より 定年について

たまたま職場で開いた読売新聞に「公務員65歳定年 見送り」という記事がありました。自分は年齢からいうと62歳から共済年金が支給されることになり、定年が62歳に延びると思っていました。彫刻家と公務員との二束の草鞋は結構厳しいので、自分は60歳で勧奨退職して年金のない2年間を何とかしようと考えていたところでした。どうやら高い給与水準が維持される定年延長より、安い給与で雇い入れる再任用制度がよいとする公務員法改正案が今秋の臨時国会に提出されるようです。そうなれば自分は60歳定年で、あとは年金の支給を受ける62歳まで何とかすればよいわけです。自分は管理職として60歳まで働けば充分という気がしています。経済的に何とかなれば自分は彫刻家でいたいのです。これは20歳の頃からの念願で、食えない彫刻家に社会的な後ろめたさを感じながら、それでも横浜市公務員をしながら彫刻を作り続けてきました。定年になれば晴れて彫刻家一本でやっていきたいと願っています。今の財政難のままの60歳定年を歓迎するわけではないのですが、本音を言えば早く彫刻だけを見つめて生きたいと思うばかりです。

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