Archives for the Month of 2月, 2012

うるう日は雪の朝

朝起きて窓を開けたら雪が積もっていました。窓から見える梅の枝に積もる雪。「きれい。」と家内、「日本画家が描きたくなる気持ちがわかる。」と私。でもこれから出勤をしなければならない自分は胸中穏やかではありませんでした。交通が […]

新聞の誌面より 定年について

たまたま職場で開いた読売新聞に「公務員65歳定年 見送り」という記事がありました。自分は年齢からいうと62歳から共済年金が支給されることになり、定年が62歳に延びると思っていました。彫刻家と公務員との二束の草鞋は結構厳し […]

クレーの交遊録

短い通勤時間で「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読んでいます。ようやくクレーの経歴の中で、自分がよく知っている画家の名前が出てきました。カンディンスキーやマルクです。彼らの「青騎士」も登場してきました。 […]

週末 「陶紋」の再窯入れ

今日も制作三昧の一日でした。「混在」の表層部分の彫り込みと同時に、前に作った「陶紋」の仕上げ、化粧掛けと窯入れを行いました。今度の個展の図録に昨年から発表を始めた「陶紋」の新作を入れる予定で、撮影をお願いしているカメラマ […]

週末 制作に没頭

朝から夕方まで制作に没頭しました。「混在」の表層部分は、それでも終わらず明日に持ち越しです。きっと明日も終わらず来月中旬に表層部分が完成すると見通しています。工房は前より寒さが和らぎましたが、今日は雨模様で底冷えがするた […]

週末の制作に向けて

先週末に用事が入り、制作時間が少なかったので、今は制作がしたくて仕方がありません。制作工程が遅れていることもありますが、未消化のまま制作欲を抑えていることが大きな理由です。「混在」の表層の彫り込みは結構面白いと感じます。 […]

職場における地域協働

私の職場では地域の会合に2ヶ月に1回の割合で出かけています。今日がその会合で夜7時から9時ごろまで会議が行われていました。地域との協働を模索している職場では、これは大切な会議です。今年度は今日がラストになりました。今日は […]

頭はクレーのことばかり…

通勤途中で読んでいる書籍に、頭が左右されるのは今に始まったことではありません。今「クレーの日記」(P・クレー著 南原実訳 新潮社)を読んでいるので、頭の中はクレーのことばかりです。パウル・クレーはスイス生まれの画家で、ド […]

就寝は至福のひと時

仕事で疲れているせいか睡眠を貪ることを楽しみにしています。今の生活では夜更かしなど到底出来ません。若い頃は、何故あんなに夜更かしが好きだったのか、深夜ラジオに耳を傾けていた時期があったことが今となっては信じられません。確 […]

春はいつ来るのか?

2月も半ばを過ぎて、やっと紅梅が咲き始めました。それでも朝晩はまだまだ寒く、とくに週初めの月曜日は仕事に向かう足取りが重いのです。一昨日と昨日は工房での制作がままならず、週末に休んだ気がしません。もっと創作がしたいなぁと […]

週末 人前結婚式

職場の人から結婚式の招待を受けました。今日挙式した彼は、職場では情報担当でコンピュータ関係のネットワークを管理運営する部署に属しています。仕事一途ですが、人に優しく信念をもった優秀な人材です。奥さんになる人は美大でグラフ […]

週末 新しいパソコンが来た日

6年前に購入して、自分のホームページを立ち上げたパソコンがついに駄目になり、今日新しいパソコンに換えました。画面が大きく変換も早い新型のパソコンは、やはり快適です。画像がクリアで自分の作品の見栄えも変わってしまうのは、デ […]

休んでばかりいた日々

家内との会話の中で、自分が10代の頃にズル休みしたことを思い出しました。高校生だった自分は嘘の体調不良を訴えて、自宅で寝て過ごしていました。窓から空を眺めていて流れる雲をいつまでも目で追いかけていました。なんとなく罪の意 […]

イメージ源泉の蓄積

昨日のNOTE(ブログ)に西欧の古都に思いを馳せる文章をアップしました。公務員と彫刻家の二束の草鞋生活を定年まで送ろうとしている今の自分にとって憧れは募るばかりです。しかしながら実際にヨーロッパに旅立ってしまうと、そこで […]

西欧の古都に思いを馳せる

最近テレビのBS番組で、海外の街の様子を紹介する番組が数多くあります。自分も1980年から85年までの5年間をドイツ・オーストリアで過ごしているので、西欧の古都には特別な思いがあります。煉瓦や石で構築された街は、狭い路地 […]

描写に飢える

幾何抽象的な作品ばかりやっていると、具象的な傾向に引き戻されていきます。これは10代の最後になって美術家を志すために精一杯やっていたデッサンの影響です。ギリシャ彫刻の模造である石膏像や静物を木炭や鉛筆で描いていました。そ […]

気持ちの切り替え

横浜市公務員として20年以上勤めてきました。彫刻を作り続けて30年余り、修行時代も含めれば制作歴はさらに長くなります。自分は公務員と彫刻家の二束の草鞋でずっとやってきたことはNOTE(ブログ)に度々書いてきました。工房に […]

週末 「混在」の表層彫り込み

今日は朝から夕方まで工房で制作三昧でした。朝は相変わらずの寒さでしたが、昼ごろから暖かくなり、久しぶりにストーブを消して窓を開けました。彫り込みは順調に進みましたが、時間がかかるので一体いつ彫り込みが終わるのか見当がつき […]

週末 後輩たちのグループ展

今日の午前中は工房で制作。「発掘~混在~」の表層の彫り込みに四苦八苦していました。時間がかかるのは承知していましたが、こんなにも時間がかかるとは思いもよらず、この調子でいくと畳大6点が今月中に終わるかどうか怪しくなってき […]

P・クレーによる建築学雑感

現在読んでいる「クレーの日記」に建築に関するクレーの考えが述べられている箇所があります。長い文章ですが引用します。「イタリアで建築芸術の理解を深めてくると、ものを見る目が肥えてくるのが、自分でもすぐわかるのであった。どの […]

パソコンが不調で…

自宅にあるパソコンは自分のホームページを立ち上げた6年前に購入したもので、何度か調子が悪くなりました。ここにきてついに不調の極みになり、立ち上がるのにとても時間がかかるようになりました。バージョンアップするより、一気に新 […]

日記の公開

20世紀を代表する画家パウル・クレー。今、通勤時間帯に「クレーの日記」を読んでいます。これはクレーのご子息が編者を勤めていることから明らかなようにこれが公開されるとは生前のクレー自身はわかっていなかったと思います。整理好 […]

「発掘~場~」について

現在、「発掘~混在~」の制作を進めている途中ですが、次なる新作のイメージが湧いています。亡父が生業としていた造園を、自分は中学生の頃より手伝っていました。学校の長期休業中は毎日仕事に駆り出され、自然石や植木の運搬で身体が […]

「難波田史男の15年」展

一昨日、東京オペラシティギャラリーで開催中の「難波田史男の15年」展に行って来ました。現代絵画で大きな世界を切り開いた難波田龍起は史男の父にあたります。難波田龍起の絵画は前に何回か見たことがあり、その形象の無くなった茫洋 […]

週末 「混在」木彫下書き完成

今日は朝から工房に行って制作三昧でした。昨日書きかけていた「発掘~混在~」の木彫部分の下書きをしました。木を彫る作業は来週末からになります。最終段階の制作工程の中で、この木彫下書きが一番面白いところです。漠然としたイメー […]

週末 AM制作、PM美術館巡り

今日は午前中に「発掘~混在~」の木彫レリーフの下書きを行い、午後は家内と東京の美術館巡りに行きました。制作工程では今日から木彫の予定ですが、意欲に弾みをつけたかったことと、彫刻家の池田宗弘先生から「DOMANI・明日展」 […]

2月RECORDは「種子」

一日1点の作品制作を自分に課しているRECORD。ポストカード大の平面作品ですが、毎晩自宅の食卓で作っています。今年は月ごとに漢字2文字のテーマを決めて作ることにしました。1月のテーマが「萌芽」。今月のテーマは「種子」に […]

強烈に足がつった日

昨日のことです。体調も回復したので仕事から帰ってから近隣のスポーツ施設に行きました。水泳をやっていたら、突然足がつってプールの縁につかまったまま動けなくなりました。以前にも水泳中に何回か足をつったことがあって、少し休んで […]

2月にやるべきこと

2月になりました。今月は三連休がないのが残念ですが、貴重な週末を出来るだけ充実させます。制作では「発掘~混在~」の木彫部分の完成を目標にしたいと思っています。この木彫部分に砂マチエールをつけるのは来月かなぁと考えています […]