イメージをもつ
2011年 10月 11日 火曜日
創作活動では頻繁にイメージというコトバを使います。エスキースは具現化する前に行う作品の完成予想図のことで、頭の中に広がるイメージを出来うる限り描きとめる方法です。何かをイメージすることはモノ作りには欠かせない行為です。スポーツでもイメージをもつことが重要とされています。自分は水泳をよくやっていますが、泳法に合わせたフォームをイメージしながら泳いでいます。自分がイメージ通りに出来る出来ないはともかく、様々なことにイメージをもつことは日常生活を送る上で結構大切なことかなぁと常々考えています。公務の仕事に対しても、自分はこうでありたいとイメージしながらやっているし、机上や部屋の整理整頓にもイメージをもつことが手際よく物事を進められる方法だと思います。一日の流れをイメージによってシュミレーションして心の平穏が得られることもあります。イメージはトレーニングによって膨らむものでしょうか。自分は創作活動に関してイメージが浮かぶ心的環境を整えているように感じています。これはトレーニングによって得られたものかもしれません。創作ではふと脳裏を過るイメージを捉まえて、エスキースしておくことが多々あります。これが後になって効いてくるのです。イメージをもつ大切さを感じるこの頃です。
関連する投稿
- 歯車のRECORD 20代の滞欧時代に作った自分の初期の版画に、車輪のような歯車のようなイメージを描きました。具象彫刻をやっていた自分が初めて抽象を意識した作品で、版下は捨てられずそのまま日本に持ち帰ってきました。まだ […]
- 週末 陶彫制作&亡母の遺産相続 昨日、亡母の遺産を管理している税理士が自宅にやってきました。生前の母は家賃収入があり、それを母が入所していた介護施設の経費に使っていました。父が亡くなる前に、両親が揃って公正人役場に出向き、それぞれ […]
- 時間刻みの生活について 芸術家は自由な時間の中からインスピレーションを得て、それを具現化する仕事だという認識が、私は学生時代からありました。亡父は造園業、祖父も先代も大工の棟梁という職人家庭に育った自分は、自ら決めた時間で […]
- 風薫り 緑繁れる時 5月末になり気温が上昇してきました。梅雨入り前のとても気持ちのよい時季です。週末の制作疲れを抱えながら、今日も職場で仕事をしていましたが、ややもすれば新作のイメージが頭を過ります。自分の創作に対する […]
- 書物の魅力について 自分は昔から書物が大好きです。本の虫と言うわけではないけれど、常に書物を携帯しています。書物は扉を開くと無限な世界が広がっている感じがしています。それは映像のような視覚的イメージが限定されない世界で […]
Tags: イメージ, 作品, 創作, 日常生活
The entry 'イメージをもつ' was posted
on 10月 11th, 2011
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.