Archives for the Month of 9月, 2011

9月の制作を振り返る

今月は週末に限らず平日の夜も何度となく工房に通いました。今月は残暑が厳しかった季節から、朝晩冷え込んで秋めいた季節に移り変わった1ヶ月でした。この涼風が仕事から解放された夜の時間帯に工房へ自分の足を向かわせた契機になりま […]

夜の工房で土練り

仕事から帰って余力がある時は工房に行くようにしています。夜の工房は昼の雰囲気とはまるで違います。蛍光灯の光に照らされた作品は、それはそれでなかなかいい雰囲気が漂います。なにより不思議な集中力が出て制作が進みます。今晩は夕 […]

11‘個展評壇より

『木・陶による「構築シリーズⅡ」。陶は古代土器のようでテーブルの役割。そこから木が銛のような形で天を向く。巨大で壮観。』(美じょん新報 9月20日付)これは毎回個展の評を書いていただいている美術系新聞からの抜粋です。掲載 […]

埃被った書籍の再読

30年以上前に購入して自宅の書棚に仕舞いこんである書籍は数多くあります。大方美術に関するものばかりで、20代にしては難解な書籍をよくもこんなに沢山買い込んだものだと思っています。途中まで読んで放棄したものも数知れずありま […]

「問いなき回答」を読んで

読書は通勤時間帯でしか出来ず、しかも短い乗車時間の中で細切れになった評論をとつおいつ読んでいる有様です。もっと楽に読める本を携帯すればよいものを、敢て難解な評論集に手を出してしまうのは何故なのか自分でも理解できないのです […]

連休最終日 若い世代に囲まれて…

今日で三連休後半が終わりました。前半後半を通して、ちょっとキツめの制作目標を立ててきました。何とか目標を達成して最終日を迎えられました。三連休後半は秋の気配が濃厚になり、工房に涼風が立ち込めたことが制作に弾みをつけること […]

連休 制作に集中した一日

三連休の中日で朝から制作三昧の一日でした。爽やかな秋晴れ。制作に集中するには都合の良い気温と湿度。これは頑張り時です。新作の陶彫部品のことだけを考えて全体を煮詰めていきました。陶彫部分と木彫部分の関わりや割合を念頭におき […]

連休初日は墓参りと制作

菩提寺である浄性院は今までになく人が多いと感じました。墓参りに母と家内とで訪れ、墓の掃除をして花を捧げてきました。毎年この時期は午前中墓参りに来て食事をして帰ります。宗教的な習慣ですが、日常のこととして定着をしています。 […]

明日から三連休後半

明日から三連休後半が始まります。後半というのは今月17日(土)・18日(日)・19日(月)が三連休だったので、この時を前半としているためです。明日からの三連休も前半同様、陶彫制作に没頭していきたいと考えています。現在9枚 […]

台風直撃の一日

台風15号が関東地方に上陸し、職場や自宅のある横浜も暴風域に入りました。職場では帰宅難民になることを防ぐため、職員に早めの帰宅を促しました。多くの職員が帰った後、数人が残っていた職場では、案の定鉄道が止まり、自家用車通勤 […]

09‘RECORD11月アップ

ホームページのリニューアルを進めているところですが、ホームページのRECORDのところでも小さなリニューアルをしました。まず表紙の年代を分かりやすくしました。カーソルを年代に近づけると色が変わり、年代ごとの作品を見ること […]

連休最終日 熱気が籠もる工房

今日は一日中工房にいて制作三昧です。土練りを予定していたのですが、ボランティアは来られず、汗をかきながら一人で土錬機を稼動していました。それにしても今日も工房は暑く熱気が籠もっているような感じでした。窓を開け放っているに […]

連休 夢についてのちょい話

今日は三連休中日にあたります。昨日と違い今日は制作が出来ない一日でした。工房には染織と油絵を学ぶ若い子2人が来ていましたが、自分はその子たちを工房に残して、職場近くの祭礼ボランティアに参加していました。神輿が出て威勢のい […]

連休初日は過密スケジュール

このNOTE(ブログ)は日記としての役割があるので、今日はメモとして書かせていただきます。朝8時に工房に行って、タタラ6枚を準備しました。タタラは1枚が座布団くらいの大きさがあるので、陶土の塊を手で叩いて伸ばしていきます […]

明日から三連休前半

表題に三連休前半としたのは、今月は明日から始まる三連休の後にもう一度三連休がやってくるのです。つまり三連休に前半と後半があります。新作の陶彫部品が佳境に入りつつあるので、この2回の三連休は嬉しい限りです。もちろんずっと制 […]

創作に思いを馳せて…

公務員としての仕事中に、ふと創作に思いを馳せることがあります。ほんの少し心を解放して制作中の作品のことを考えます。頭の中で描くイメージ。顕在化しない自分の中の自由な落書。まだ自己表現を見つけられない時代には、荒唐無稽な世 […]

「もの派」を考える

素材に何も手を加えず、ギャラリーの空間に放置する展示方法を自分はどのように考えるか、現代に至る造形思想史を辿れば、「もの派」の登場した背景がわかりますが、これを美術に関心の薄い人々はどう見るのでしょうか。もっとも私の非対 […]

「もの派」との出会い

自分が彫刻家を志した1970年代後半に、すでに「もの派」が登場し、素材をそのまま画廊に並べた展覧会を自分は美術雑誌で見ていました。当時その根拠とする思想を読み解こうとしていましたが、衝撃を受けたのは野外展に出品された関根 […]

代休 美術館と浅草散策

9月3日(土)が出勤日だったため一週間遅れの今日を代休にしました。年間計画のもとで組織的に代休にしてあるので、今日の職場は閑散としているはずです。私も今日は出勤せず、代休を利用して後輩の彫刻家が二科展に出品しているので見 […]

HPのExhibitionリニューアル

ホームページのリニューアルを進めています。初めにExhibitionをリニューアルしました。Exhibitionはギャラリーせいほうでの個展の状況を記録したページです。毎年個展を開催させていただいているので、今年で6回目 […]

週末 暑い工房再び

9月に入ってもまだ残暑が厳しく今日は蒸し暑い工房での作業になりました。相変わらず若い子たちが絵を描きにきていましたが、汗ばみながら制作に励んでいました。自分は「陶紋」の彫り込みの続きをやっていました。気温が高いので陶土の […]

平日1時間の工房通い

今週は昼間の仕事がやや少なかったことで余力を残したまま帰宅しました。そこで夜の1時間を工房に行って制作に充てることが出来ました。大体7時から8時くらいまで工房にいました。秋の虫が周囲で鳴いていて、網戸から涼しい風が通りま […]

「陶紋」新作の成形・加飾

今年7月の個展に出品した「陶紋」シリーズ。球体をベースにした「球体都市」から直方体をベースにした「陶紋」へ移行しました。「陶紋」は、全体の構造と表層に表れる浮き彫りの関係性を常に意識した成形をしています。来年発表予定の「 […]

RECORD9月のテーマ

今月のRECORDは鋭角な二等辺三角形を3つ並べた画面をベースにしています。真ん中の二等辺三角形を逆向きにしているので全体で台形の構成になっています。そこに有機的なカタチを絡ませていこうと考えています。幾何学的抽象の画面 […]

「擬似幾何学的」なブランクーシ

現代彫刻の父ブランクーシに関する文献に出会うと不思議な興奮を覚えます。NOTE(ブログ)にも何回か登場したブランクーシですが、自分は若い頃にルーマニアに何度か出かけ、木造民家の柱に見られる呪術的で抽象性を伴う浮き彫りにブ […]

トラ吉の帰宅

家内が昨晩遅く富山県八尾から帰ってきました。家内は9月1日から昨日まで「おわら風の盆」を見に出かけていたのです。八尾では夜中に流す踊りについて歩き、彼の地の名手と呼ばれる方に胡弓を習ってきたようです。家内が不在の間、猫の […]

週末 工房に来客多し

正確に言うと表題にある来客は誤りです。客ではなく相原工房スタッフというべき人たちが5人来ました。いずれも若い子たちで各美大の在校生から卒業生で、在校生は大学の課題をやりに、卒業生は自分の制作をやりに来ました。5人のうち男 […]

休日出勤&献血

このNOTE(ブログ)は自分の日記としての役割があります。アーカイブを見て自分の振り返りに使うことが結構あるからです。公開する必要がないものまであって、お恥ずかしい限りですが、今日の内容もそれに該当するかもしれません。今 […]

9月の制作目標

台風の影響で蒸し暑い空気が入り込んでいるためか、今日は残暑の厳しい一日でした。今月はきっと涼しくなると信じて制作のランクアップを図りたいと考えます。目標としては新作屏風の陶彫成形部品の完成と陶紋の成形5点をカタチにするこ […]

9月 家内が富山県八尾へ

今朝早く出勤前に家内を最寄り駅まで車で送ってきました。毎年この時季は富山県八尾で「おわら風の盆」が開催されます。家内は富山県出身ではありませんが、胡弓奏者として都心を中心にした演奏活動を行っています。「おわら風の盆」に欠 […]