夏季休暇 美術館巡り
2011年 8月 17日 水曜日
今日と明日の2日間夏季休暇を取っています。先週の2日間の夏季休暇は菩提寺の墓参りと長野県麻績にいる彫刻家池田宗弘先生宅にお邪魔して2日間を過ごしました。今回の夏季休暇の予定では、今日は都心の美術館巡り、明日は茨城県にいる陶芸家佐藤和美宅に行くつもりです。今日は2つの展覧会を見てきました。2つとも力作揃いで詳しい感想は後日にしたいと思います。まず北浦和にある埼玉県立近代美術館で開催中の「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」展。小さな金属片を銅線で繋いで巨大な壁を創出する仕事は、その空間処理のスケールから言っても圧倒的な迫力をもっていました。現代アフリカの風潮を廃物をもって雄弁に語っているように思います。次に向かったのが東京の練馬区美術館で開催中の「礒江毅 グスタボ・イソエ」展。2007年に享年53歳で世を去った具象画家の回顧展で、写実を極めた精緻な画風に固唾を呑んで見入ってしまいました。今日はこの2つの展覧会で鑑賞の疲れがピークに達しました。表現のパワーに圧倒されたというのが本音でしょうか。満足した一日を過ごしたなぁというのが実感として残りました。今日も暑い一日で、厚い作品に触れて、熱い思いがこみ上げてきました。頭の中でじっくり整理して別の機会にNOTE(ブログ)にしたいと思います。
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Tags: ギャラリー, 作品, 展覧会, 彫刻, 画家, 芸術家
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