ヴァイオリズムについて
2011年 8月 3日 水曜日
公務員としての勤務時間のせいかどうかわかりませんが、自分が仕事に一番集中できる時間は午前中です。昼食をとった後は仕事への集中が切れます。これは勤務に限ったことではなく制作にも言えます。自分の自然なヴァイオリズムがそうなっているのか、公務員として長く仕事をしているうちにそうなったのか定かではありませんが、昼食前のやや空腹感を抱えている時のほうが仕事が進むのは、自分だけではないと思うのです。公務は頭を使う仕事もあれば単純作業で済む仕事もあります。突発的な仕事が舞い込まなければ、ヴァイオリズムを考えながら一日の仕事をコーディネイトするのがいいかなぁと思っています。創作活動においてヴァイオリズムは顕著に現れます。常に自己感覚を確かめているせいかもしれません。彫刻の全体構造に思いを巡らせる時間は午前中、木を彫ったり土を練ったりする単純作業は午後にまわすのがベストです。実際は、なかなか思い通りにはいかないのですが、仕事への効率を考えることも必要かなと思うこの頃です。
関連する投稿
- 2012年 年の初めに… 2012年がスタートしました。今日は実家で母の雑煮を食べて、年賀状を投函しつつ、東京赤坂まで初詣に行ってきました。昨年の今日も同じことをしていました。毎年同じことが出来る幸せを今年は痛切に感じます。 […]
- 週末 休日出勤の合間に… 今月は休日出勤が多い1ヶ月です。週末は新作の陶彫成形や加飾、今夏発表する作品の梱包を行っていますが、土曜日に職場に出勤する機会が多く、時間を有効に使っていきたいと思います。今日もその出勤日に当たって […]
- 2011年HP&NOTEのまとめ 今日で2011年が終わります。今年を振り返れば相変わらず創作活動での多忙感は拭えません。ただし、相原工房には今年になって若い世代の子たちが多くやってきました。美大生や社会人である彼らも創作活動に積極 […]
- 4年目の再任用管理職 新年度になりました。私は4年目の再任用管理職として、横浜市旭区の職場から瀬谷区の職場に転勤してきました。私は再任用満了まで残すところ2年です。この2年で何が出来るのか、自分でも甚だ心許ないのですが、 […]
- 日常と創作のバランス 現代美術はひと頃前と比べると社会生活に立脚している表現が増えてきました。震災以降、美術は何をすべきなのか、作家が自問自答している場面もありますが、美術作品が村おこしや単なるイベントに使われてしまう可 […]
Tags: 作品, 制作, 創作, 日常生活
The entry 'ヴァイオリズムについて' was posted
on 8月 3rd, 2011
and last modified on 8月 4th, 2011 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.