ヴァイオリズムについて

公務員としての勤務時間のせいかどうかわかりませんが、自分が仕事に一番集中できる時間は午前中です。昼食をとった後は仕事への集中が切れます。これは勤務に限ったことではなく制作にも言えます。自分の自然なヴァイオリズムがそうなっているのか、公務員として長く仕事をしているうちにそうなったのか定かではありませんが、昼食前のやや空腹感を抱えている時のほうが仕事が進むのは、自分だけではないと思うのです。公務は頭を使う仕事もあれば単純作業で済む仕事もあります。突発的な仕事が舞い込まなければ、ヴァイオリズムを考えながら一日の仕事をコーディネイトするのがいいかなぁと思っています。創作活動においてヴァイオリズムは顕著に現れます。常に自己感覚を確かめているせいかもしれません。彫刻の全体構造に思いを巡らせる時間は午前中、木を彫ったり土を練ったりする単純作業は午後にまわすのがベストです。実際は、なかなか思い通りにはいかないのですが、仕事への効率を考えることも必要かなと思うこの頃です。

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