週末 来客華やか

今日の工房は若い女性が多く出入りする一日でした。普段は土埃や木屑に塗れているのに、いや今日も同じですが、来客によって華やかな雰囲気になりました。ボランティアとして時々土練りを手伝ってくれる子、美大で工芸工業デザインを学ぶ子、これから美大を社会人受験する子、いずれも20代前後の人たちです。自分と全員関わりがあるのですが、今日はよく揃ったものだと思いました。美術を通して「自分探し」をして自己表現に繋げたいと考えるのは、自分の若い頃と同じです。相原工房の環境が彼女たちを助けるなら、お安い御用と言いたいところです。それにしても彼女たちの探究心、向上心はたいしたもので、将来の芸術界を引っ張っていくのは女性の力が大きいのではないかと思うほどです。今春から工房利用者が増えていくのは歓迎ですが、工房は学校ではないので画材や工具が不足する事態もあるかもしれません。そこは悪しからず。彫刻、絵画、工芸…と分野も様々でこれから工房に活気が出そうです。

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