RECORD継続細々と

朝は始発のバスに揺られて、職場で10数時間も仕事に追われ、夜遅くなって帰宅する生活では、一日1点を作り続けていくRECORDはかなり厳しい状況に押しやられています。毎晩下書きしか描けないのです。気持ちが入らずイメージが膨らむこともありません。作品は正直なので、きっと余裕のないRECORDになっているだろうと思います。ヤル気も根気もないのに、何故RECORDをやるのかと思ってしまいます。でも細々と継続しています。その先に何があるのかわかりませんが、とにかく続けようと思っているのです。今月は細かいスプライトを画面の基盤にしているので、本来なら手間暇かかるところを、なんとか時間をやりくりして水準を保とうとしています。投げやりになって作りたくないので、今が踏ん張りどころなのかもしれません。

関連する投稿

  • 7月RECORDは「揺らぐ楼閣」 RECORDは一日1点ずつ制作していく小さな平面作品で、2007年から制作を開始しています。一日1点というのはなかなか厳しいノルマで、その日がどんな状況であれ、必ず制作をしていくのです。毎年テーマを […]
  • 飛躍の6月を振り返る 今日で6月が終わります。今月は7月個展のために図録を作成し、案内状も自宅に届きました。個展に出品する作品の梱包を始めていて、現在は陶彫部品を収納する木箱の製作に追われています。木材を調達しながら木箱 […]
  • 週末 梅雨前線の活発化 週末になりました。昨晩から関東地方は豪雨に見舞われていて、夜中に警戒警報が鳴りました。土砂災害に纏わる避難勧告が出されていましたが、私が住んでいる地域は周囲に河川が少ないため、大きな被害にはならなか […]
  • 5月RECORDは「萌芽の眺め」 日々1点ずつ制作しているRECORDは、その季節に左右されることが多く、工房の窓からの風景を見ていると、青葉若葉が繁り、芳醇な緑に覆われて美しくなった雑木林に、心が安らいでいくのを感じます。5月のR […]
  • 6月RECORDは「流転の因」 雨が降れば河川が氾濫し、豪雨ともなれば逆巻く波に家屋が呑み込まれていく場面を何度となく最近の報道で見ています。梅雨の季節になれば水害による悲惨な状況をつい考えてしまうのは私だけではないはずです。梅雨 […]

Comments are closed.