超現実世界に遊ぶ
2011年 3月 29日 火曜日
年度末の残務整理が多忙を極めるなか、通勤時間の読書が唯一の心の癒しです。アンドレ・ブルトン著「シュルレアリスムと絵画」を読んでいて、超現実の世界に心を委ねながら、夢と現実が交差する造形を楽しんでいます。現実逃避なのか、それとも今の自分がいる世界が本当の意味でリアルなのか、よくわからなくなります。内面世界に遊びたいと思うのは、年度末残務の多忙さ故か、心が枯渇しているせいか、あるいはその両方かもしれませんが、無性に創作に向いたくなるのです。就寝は疲れて夢さえ見ない毎日ですが、せめて通勤時間に読む書籍に誘われて、超現実的世界に遊びたいと願っています。
関連する投稿
- 近親者の通夜に思う 先日、妹の嫁ぎ先の姑が亡くなったことをNOTE(ブログ)にしましたが、後を追うように舅も亡くなり、今晩は通夜が営まれました。享年96歳。大往生とも言える年齢で、自分もこの歳まで生きていたいなぁと素直 […]
- 読書癖で保つ外出自粛 職場勤務と自宅勤務を正副管理職で交互にやっている生活が続いています。先行きが見えない不安を抱える中で、こんな事態は社会人になって初めてのことですが、海外での留学を含め長い学生生活を送ってきた私は、暇 […]
- 書物の魅力について 自分は昔から書物が大好きです。本の虫と言うわけではないけれど、常に書物を携帯しています。書物は扉を開くと無限な世界が広がっている感じがしています。それは映像のような視覚的イメージが限定されない世界で […]
- 今夏の自主研究 何か小・中学校で出される夏休みの自由課題のような表題ですが、毎年夏になると知識欲が湧いて学生のように勉強したくなるのです。学校教育で身についた癖なのか、夏休みは何かをやらねばならないと思い込んでいる […]
- 厚板下書き&バラ園散策 中規模の新作は今日から作り始めました。過去幾度となく私が作ってきたテーブル彫刻になりますが、今回の新作では陶彫部品を接合せず、木材のみで作ります。厚板を4本の柱で支える構造ですが、厚板には文様化した […]
Tags: イメージ, 日常生活, 書籍
The entry '超現実世界に遊ぶ' was posted
on 3月 29th, 2011
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.