超現実世界に遊ぶ

年度末の残務整理が多忙を極めるなか、通勤時間の読書が唯一の心の癒しです。アンドレ・ブルトン著「シュルレアリスムと絵画」を読んでいて、超現実の世界に心を委ねながら、夢と現実が交差する造形を楽しんでいます。現実逃避なのか、それとも今の自分がいる世界が本当の意味でリアルなのか、よくわからなくなります。内面世界に遊びたいと思うのは、年度末残務の多忙さ故か、心が枯渇しているせいか、あるいはその両方かもしれませんが、無性に創作に向いたくなるのです。就寝は疲れて夢さえ見ない毎日ですが、せめて通勤時間に読む書籍に誘われて、超現実的世界に遊びたいと願っています。

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