知り合いの遺作展

自分と同じ横浜市に勤めていた知り合いが昨年の12月に急逝して、もう1年が経ちます。その知り合いのご子息が自分の職場に今年から初任者としてやってきています。昨晩は彼と遅くまで飲んでいました。知り合いは自分と同じ二束の草鞋を履く画家でもありました。白馬を幻想画面に描きこんだ大作は、横浜市民ギャラリーで毎年観る機会がありました。青い水中で白馬が颯爽と舞っているような、時に魚群と戯れ、道化師も登場する作風は、一見してその人とわかるような独創性をもっていました。ご子息も絵を描いています。欧州の何気ない街角を捉えて描いていて、ご子息の方がまだ具象傾向を残した作風です。その知り合いが今月21日(火)から30日(木)まで遺作展を開いています。白馬の幻想絵画に加えて、欧州の淡彩スケッチも展示してあります。今日、遺作展に伺いました。絵を心から愛した人の個展を、この場を借りて広報したいと思います。 「樋口雄三 作品展」 場所:ギャラリー石川 横浜市港南区上大岡西2-7-6 ライオンプラザ上大岡1F ぜひ、ご覧ください。

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