相原工房の1年間

そろそろ工房を使い始めて1年くらい経つかなぁと思って、ブログのアーカイブを開いたら、まさにその通りでした。「相原工房の出発」というタイトルで、先ず手始めに「構築~瓦礫~」の木彫荒彫りをやっていたことがわかりました。併せてボランティアの子が来て、旧作の壊れた梱包を解き、梱包材のダンボールを畳んでゴミ処理をしてくれていたこともわかりました。昨年7月に建設が始まった工房ですが、収納棚や作業台、陶芸窯等が入って、ちょうど1年前に現在の環境になりました。あれから1年間…倉庫として建てた工房なので、夏の暑さ、冬の寒さは大変厳しいものがあります。それでも自分にとっては愛着のある素敵な空間で、たかが1年間でも、ここで悩み苦しみ、またリラックスもしていました。もっとこうしたい、ああしたいと思うところは工房内にいっぱいあります。時間に追われる今はこのままで制作をしていかねばなりませんが、時間が出来たら、もっと今より効率よく作品保管が出来る配置と、展示に適した内部空間を作り上げていきたいと願っています。

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