夭逝した2人の画家

今日は今月11日(日)出勤の振り替え4時間と年休を合わせて一日休みをもらいました。そこでまた美術館巡りに出かけました。昨日に引き続いて今夏見たいと思った展覧会を回るのです。午前中は近隣の方々に会わなければならない用事があって、今日も午後の炎天下の中を頭にバンダナを巻いて行きました。今日の展覧会は2つとも命を画布に塗りこめた渾身の作品を展示している画家の展覧会で、その重さと迫力、寂寥感にしばし夏の暑さを忘れてしまいました。一人は横浜のそごう美術館でやっている「鴨居玲」。57歳で急逝した画家で、酔狂した人物描写、命を削り取るような筆致、深い闇の中から浮かび上がる画面構成は一眼見て忘れない印象を残します。もう一人は東京都庭園美術館でやっている「有元利夫」。38歳で急逝した画家で、バロック音楽に導かれて、静謐で古い壁画のような画面を作り上げた画家です。2人とも亡くなった年が1985年。没後25年を経て、この同じ時期に展覧会を開催しているのは偶然でしょうか。詳細な感想は別の機会を持ちますが、何とも言えない感慨に耽ったひと時ではありました。

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