ポモドーロの野外彫刻

アルナルド・ポモドーロはイタリア人彫刻家で、金属を使ったモニュメンタルな造形で知られています。箱根の彫刻の森美術館で、自分はポモドーロ作品と初めて対面し、金属と陶彫の違いこそあれ、自分の中に眠る造形への欲望が、ポモドーロのそれととても近いことを認識しました。まず幾何形体が基本にあり、部分が腐食され、内部構造が露出しているところが自分に親しみを感じさせてくれる要素です。とくに野外彫刻として存在するポモドーロの世界は圧巻です。東京丸の内にある歩道にもポモドーロの円柱の作品が2点設置され、ハッと驚きました。堂々と野太く静止した骨格に与えられた亀裂。静と動の狭間で存在を主張する作品。立体だけではなくレリーフや平面でも、ポモドーロらしく普遍の世界を表現していることは、自分の進むべき道を示唆しているように思えてなりません。陶彫で自分も自分らしい世界を広げたいと感じるこの頃です。

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