「フラガ神父の料理帳」展

表題の展覧会が、長野県東筑摩郡麻績村で4月21日より開催されます。師匠である彫刻家池田宗弘先生が、麻績村に根を下ろし、もうずい分日が経ちました。自分は毎年夏に先生宅を訪れています。個展の場所は「信濃観月苑」。そこはどんなところなのでしょう。先生の個展は夏であれば必ず行っています。今回の「フラガ神父の料理帳」展は、公務の仕事があってちょっと無理かなと思います。葉書を見ると彩色木版画のようです。池田先生は昔から彩色木版画を手がけていました。版画家川上澄生の作る西欧風な木版画に似ています。スペインの風情だったり、キリスト教をテーマにしている先生の木版画は、よく見せていただいています。ただし、副題が「池田宗弘による原画展」とあるので、あるいは木版画ではないのかもしれません。料理帳とは料理のレシピのようなものなのでしょうか。池田先生も珍しい食材が手に入ると、それをよくデッサンし、一冊にまとめています。横浜で買っていったロシア製のドライフルーツがぎっしり詰まったパンも、丹念にデッサンして「相原君が持参した…」とデッサンの脇にメモ書きを残していました。酒も料理も大好きな池田先生らしい展覧会だなと改めて思います。

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