キュビズム創始者ブラック
2010年 1月 7日 木曜日
ピカソとともにキュビズム創始者であるジョルジュ・ブラックについては、今まで特に大きな関心を持ったことはありませんでした。もちろんブラックの代表的な絵画はすぐに思い起こすことが出来るし、キュビズムが近代美術に与えた影響の大きさはよく理解しています。ピカソのような華やかな画業とは異なり、ブラックは地味な巨匠だと今でも認識しています。「瀧口修造全集2」にはピカソとブラックに関するキュビズム論が掲載されていて、そこでブラックの業績を改めて考え直した次第です。「キュビズムはあらゆるものを再発見した。従来のいわゆる物の観念もなくなった。空間は模倣されるかわりに想像されるものとなり、絵画はプリミチフ作家のように、同一面に形成される。それは人工的になったように見えるが、実際は深まったのである。〜略〜キュビズムの偉大な発見は触覚的な空間である。ブラックは、触覚的な空間とは射程を測定する砲兵の空間であって、手を懐中にして眺める人の空間ではない、製作工や職人のそれであるといっている。〜以下略〜」そうした空間思考からコラージュ等が生まれ、やがて現代に繋がる意識が目覚めていくように思います。
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Tags: 書籍, 画家, 芸術家
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on 1月 7th, 2010
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