飛び石連休雑感
2009年 11月 2日 月曜日
昨日が日曜日、明日が文化の日。それで今日はしっかり勤務を要する日で、つまり飛び石連休に挟まれた仕事日でした。職場に行けば、昨日のことも明日のことも頭から消えて、目の前の仕事に忙殺されてしまうのです。疲れてぼんやり職場の天井を見上げて、いつまでこんな仕事を続けるのだろうと思っていましたが、仕事があるからこそ休日工房に籠もって創作に勤しむことが楽しいと感じられるのかもしれません。工房にいる時間は貴重な時間です。時間が止まって欲しいとさえ願うことがあります。この貴重と感じられるのは公務があるからこそ感じられるのであって、限りある時間を有効に使うようにしているのも公務のおかげと言えます。はたして退職したら、こんなふうに時間を貴重と思えるのでしょうか。今でこそ退職の日をあと何年と指折り数えているのですが、いざ職が無くなると、今のように少ない時間のやりくりの中で、創作に没頭することができるのか疑問です。作り続け、動き回り、走りまくることが、あるいは作品に緊張を与えているのかもしれません。 Yutaka Aihara.com
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Tags: 作品, 工房
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