7月個展批評より

ビジョン企画出版の小冊子に7月個展の批評が載っていました。「従来の遺跡出土品みたいなのから、四角錘を縦に繋げた木の柱状の構築物に発展している。変化が始まったということ。」短文でしたが、陶彫で作っていた「発掘シリーズ」から変化していることを取り上げてくれています。さらなる変化に来年、再来年は挑むつもりですが、自分には揺り戻しがあって、振り子のように「発掘」と「構築」を行きつ戻りつするのではないかという予感があります。スパイラルのように自分が求めたい世界が深まっていくことが、自分にとって一番いい方法と考えているからです。どんどん無造作に展開して異質な世界に入っていくことは自分の性格上ありえないのではないかと思います。自分には壊そうとしても壊しきれないものがあるのではないか、それでも余計なモノはどんどん省かれて、より深い造形世界を手に入れられると信じてやみません。決して器用ではない自分がしっかり構えて作る世界は、外に向かって多様に広がるものではなく、自分の内面に向って掘り下げていくものだと思っています。                    Yutaka Aihara.com

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