途切れ途切れの制作
2009年 9月 26日 土曜日
週末になると工房に入り、制作に没頭したいところですが、他の用事もあって、午前中2時間、午後2時間の途切れ途切れの制作になりました。自宅の近くに倉庫(工房)を建てたのが便利である一方、作業をほったらかしにして出かけられるので、これはどうしたものかと考えてしまいます。ボランティアの学生が来ると、彼らがいる間は自分もずっと工房にいて制作に没頭できるので、以前のように彼らを呼ぼうと思っています。彼らは工房の手伝いもしてくれますが、彼ら自身の制作や大学の課題をやっていることが多いのです。でも、それでお互いを縛ることになって、結果としてみればお互い仕事が進むのです。心理学で言うところの社会的促進というものです。自分ひとりで何かをするよりは人目につくところでやる方が能率が上がるというわけです。今日は途切れ途切れではありましたが、木彫をやりました。8本の柱のうち、3本目の荒彫りに入りました。「構築〜瓦礫〜A」の制作工程で言えば、まだ入り口です。余裕と思っていても、時間は案外待ってくれず、大抵つらい思いをする羽目になります。もっとやらなければと思いつつ、野暮な用事に右往左往していた一日でした。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 工房に籠もり放し 三連休2日目。今日はボランティアの助っ人が来ないので、工房には自分ひとりです。朝6時半に工房に行って、昨日のうちに原形モデルが出来ている陶彫土台の石膏取りを行いました。9時に自宅から電話があって朝食 […]
- 4月初めの日曜日に… 今日は年度初めの4月1日です。日曜日であったため職場には行かず、私は朝から工房にいました。例年より陶彫制作を頑張っているつもりが、毎年ハードルを上げているせいか、厳しい制作工程に悩まされています。朝 […]
- 9月にやるべきこと 9月になりました。先月は新築された倉庫に陶芸窯が入りました。職場で5日間の夏季休暇をいただき、新潟県のアート・トリエンナーレや群馬県の博物館、静岡県の美術館、そして長野県の池田宗弘先生宅に行ってきま […]
- 2013年 HPによる総括 2013年の大晦日を迎えました。今年はどんな1年間だったろうと振り返ってみると、自分にとって幸福と思える素敵な1年間だったと思っています。まず、自分を含めて家族が健康に過ごせたこと、周囲に大きな事故 […]
- 相原工房の出発 亡父の残してくれた畑の一部に倉庫を建てたのは7月でしたが、いろいろ整備をして、やっと作業ができる空間を作りました。倉庫に収納する荷物はまだまだありますが、今日そこで木彫の第一歩を踏み出しました。前に […]
Tags: 制作, 工房, 書籍, 木彫
The entry '途切れ途切れの制作' was posted
on 9月 26th, 2009
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.