琴平電鉄「八栗駅」
2009年 9月 17日 木曜日
香川県高松市に行ったのはかなり前のことですが、地方のローカル線で気に入っているのが琴平電鉄です。小さな電車に揺られながら、八栗駅で降り、そこから石材店の並ぶ路地を歩いて、牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館に行きました。近くに庵治港があって、海岸線の向かいには石切り場のある山が迫り、凹凸のある風景が広がっていました。八栗駅はとても小さな駅でした。こんなところに世界的な彫刻家の住居と美術館があるのかと思われるほど閑散とした印象を受けました。墓石を扱う店が軒を並べているのを見て、なるほど石の町に来たんだなぁと納得しました。讃岐うどんを食べて、町の中を練り歩き、寄り道しながらイサム・ノグチ庭園美術館に辿り着いたことが思い出されます。庭園美術館の周囲も石材店が多く、庭園美術館がこうした町の中にあるのが、ちょっと驚きでした。自分の勝手な想像では広々とした丘の上に建っているものだと思い込んでいたからです。八栗駅に戻って、人気の無いホームで、庭園美術館内部の空間とこの駅のあまりにも違う環境に不思議な、それでいて気持ちの良いミスマッチを感じていました。 Yutaka Aihara.com
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