待ち遠しい週末

現在の仕事のせいか週末が待ち遠しくてなりません。公務員初任の頃も同じ気分でした。仕事に慣れ、また仕事が面白くなってから週末を心待ちにすることはなくなりましたが、現在の気持ちは初任の頃に戻っています。明日は8月最後の週末です。倉庫の整備・整理に追われることになりそうですが、それでも創作への希望を繋ぐために楽しんで作業ができると思います。そこは自分の終の棲家であり、夢を実現する空間であり、思索に思い悩む場所であるから、整備・整理は自分にとって大切なことだと思っているのです。朝からFMラジオを流し、額に汗しながら収納庫を組み立て、時にRECORDや雛型を作ることが現在の自分にとって大変な喜びなのです。そこでの大きな創作を思い描きながら毎日を生きていると言っても過言ではありません。作品のイメージが今や次々頭の中に去来するのが不思議な現象で、きっと自分の中に快い空間に対する渇望のようなものがあるのかもしれません。

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