RECORDは「縦縞」

一日1枚ずつ葉書大の平面作品を作っているRECORD。一昨年から始めているので1000点を超える量になっています。3年目の今年は毎月パターンを決めて、その中で展開できるようにしています。8月のパターンは「縦縞」にしました。5ミリ幅の縦縞を基本構成として、縞が織り成す造形で毎日遊ぼうと思っています。イギリス人女流画家ブリジット・ライリーのタブローのようですが、RECORDは画面が小さいので、様々な実験も可能です。スプライト(縞模様)は清々しい印象を与えます。昔訪れたイタリアのベネチアの海岸には、白地に紺のスプライトのパラソルがいっぱいあって、洒落た風景を演出していました。スプライトはカタチの面に沿って角度がついていると、カタチの輪郭が見えなくても、そのカタチを連想することができます。人間の心理に働きかけるスプライトは、今まで多くの絵画やデザインに取り入れられてきました。自分もこの機会にスプライトを使った造形をしてみようと思います。

関連する投稿

  • 竹橋の「パウル・クレー展」
    パウル・クレーという画家名が新聞の展覧会欄に載っていると、必ず展覧会に行きたくなるという癖が自分についてしまいました。何度クレーの絵画に触れたことか、滞欧生活の頃から考えると数え切れません。クレーは多作だったので、そのつ...
  • 「カンディンスキーと青騎士」展
    自分にとって注目すべき展覧会です。ブログに何回となく書いているカンディンスキーは、P・クレーやシュルレアリスムの芸術家と共に自分の中に今も生きつづけている画家なのです。年刊誌「青騎士」の翻訳が白水社から刊行されたのを契機...
  • ギャラリー「構築~瓦礫~」アップ
    ホームページのギャラリーに2010年制作の「構築~瓦礫~」をアップしました。ギャラリーやRECORDにアップしてある作品に関する解説は一切避けて、同じ発想のもとで作ったコトバを添えています。カタチとコトバを対峙させて、双...
  • 閉じ込められた造形
    子どもの頃、暗い狭い通路で右往左往した記憶から、僅かながら閉所恐怖症が残る自分にしては、閉じ込められた世界をイメージとして描くのはどうしたものだろうと思っています。怖いもの見たさなのか、創作は自分の記憶とは別のところで発...
  • RECORD10月のテーマ
    一日1点ずつ葉書大の平面作品を作っています。総称はRECORD(記録)。RECORDを始めて4年目に入りますが、毎月テーマを決めてやっています。日によっては描きたいものが出る時もありますが、最近はずっと決めたテーマの中で...

Comments are closed.