連休の終わりに…

この連休は例年のように土を練ったり木を彫ったりする作業をしなかったせいか普段とは違う過ごし方をしました。まず、RECORDの集中制作、さらに次なる立体作品のイメージをまとめる時間が作れたことです。立体作品では3月まで制作していた「発掘〜赤壁〜」の次なるシリーズ、以前作った陶彫を木箱の中に埋め込んだ「発掘〜住居〜」「発掘〜棟」の発展した風景彫刻、陶壁で囲まれた空間を提示する体験型の立体造形など、陶土と木材が組み合わされたイメージが生まれてきました。こんな風景が、あんな鳥瞰(俯瞰)造形が見てみたいと思ったことが契機になって、作品制作が始まるのです。まず、雛型を作る予定です。そうしたことがこの連休の収穫だと思います。

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