図録レイアウト打合わせ

7月に予定している東京銀座のギャラリーせいほうでの個展。今回は「発掘から構築へ」と副題をつけて行います。それに先がけて図録を準備します。今日はその打ち合わせがありました。細かな情報はまだこれからですが、先日撮影した「発掘〜赤壁〜」と「構築〜起源〜」の画像を見ながら、図録に採用する写真を決めました。レイアウトは自分自身でやっていますが、これも自分の作品だと思っています。ただカメラマンやアートディレクターの助言は大切に受け止めています。自分の要求と画像の加工技術の折り合いをつけながら話を進め、何とか今回もいいものが出来そうな手応えを感じました。自分にとってこの打ち合わせはとても楽しい時間です。自分が追い求めてきた世界が別のカタチになって、さらに鮮明に浮かび上がることに喜びを感じないわけがありません。アナログ(素材)とデジタル(画像)の両輪があって作品が完成すると考えてもよいと思います。 Yutaka Aihara.com

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