企画展のレセプション

ホテルの大広間を借り切って、「古代・現代 思索する手」展のオープニングレセプションがありました。スポンサーのNTT東日本の方々や美術館学芸員、博物館学芸員、画廊関係者、それに高崎市を中心に活躍する画家や彫刻家、工芸家、書家等がたくさん参加していました。皆で今後の展望を話し合ったり議論を戦わせたりして時間は瞬く間に過ぎていきました。即興で家内が三味線を借りて演奏する場面もありました。招待作家を代表して自分が挨拶に立ったこともありました。全体の印象としては地元作家の底力を感じ、久しぶりに美大生の頃の青春時代に戻ったような気分がしていました。宿舎は豊田屋という木造の老舗旅館で、地元の彫刻家と一緒に泊まって、いい時間を過ごすことができました。そこは出来るなら保存して欲しいような凝った作りの旅館で、いろいろな機会に豊田屋を利用する地元作家のこだわりを感じました。

関連する投稿

  • 再開した展覧会を巡り歩いた一日 コロナ渦の中、東京都で緊急事態宣言が出され、先月までは多くの美術館が休館をしておりました。緊急事態宣言は6月も延長されていますが、美術館が漸く再開し、見たかった展覧会をチェックすることが出来ました。 […]
  • 横浜の「イサム・ノグチと長谷川三郎」展 昨日、会議の合間を縫って、横浜の桜木町にある横浜美術館で開催中の「イサム・ノグチと長谷川三郎」展を見てきました。本展は「変わるものと変わらざるもの」という副題がついていて、日本古来の伝統文化とモダン […]
  • 連休③ 千葉県佐倉から神奈川県平塚へ 連休3日目の今日は工房での作業を休んで、朝から家内と車で地方の美術館巡りをしてきました。地方といっても日帰りのため首都圏の範囲です。まず首都高速から東関東自動車道に乗り、千葉県佐倉にあるDIC川村記 […]
  • 平塚の「神山明・濱田樹里展」 先日、平塚市美術館で開催している「神山明・濱田樹里展」を見てきました。前のNOTE(ブログ)に書きましたが、既に逝去された彫刻家神山明の杉材を使った作品に、私は言いしれぬ思い入れを抱いています。木材 […]
  • 川崎の「イサム・ノグチと岡本太郎」展 先日、神奈川県川崎の生田緑地にある岡本太郎美術館に行きました。同館で開催中の「イサム・ノグチと岡本太郎ー越境者たちの日本」展が見たくて、久しぶりに木々に囲まれた岡本太郎美術館まで足を伸ばしたのでした […]

Comments are closed.