恒例の砂マチエール貼り

現在制作中の陶彫作品の土台部分に、恒例ともいえる砂マチエール貼りを始めました。思えば砂マチエールとのつき合いも10年以上が過ぎていて、自作のほとんどが砂を貼った作品です。砂マチエールは最初油彩画で始めました。20年前ヨーロッパ生活に終止符を打って帰国した時、向こうで溜め込んだイメージを陶による彫刻で表現したいと考えていました。それまで陶芸を試みたことがなく、陶芸が出来るようになるまでイメージ通りの土肌を何とか得たいと考えていて、とりあえず画布に砂を貼って油絵の具を染み込ませたのが砂マチエールとの出会いでした。陶彫が出来るようになっても砂マチエールは続き、陶と組み合わせて作品化しています。砂に硬化剤を入れて混ぜ合わせ、今回はレリーフ状に彫った土台部分に貼っていきました。作業はまだ継続中ですが、込み入った部分があるので時間はかかりそうです。 Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 週末 「混在」の表層彫り込み
    今日は朝から夕方まで工房で制作三昧でした。朝は相変わらずの寒さでしたが、昼ごろから暖かくなり、久しぶりにストーブを消して窓を開けました。彫り込みは順調に進みましたが、時間がかかるので一体いつ彫り込みが終わるのか見当がつき...
  • 週末 「混在」木彫下書き完成
    今日は朝から工房に行って制作三昧でした。昨日書きかけていた「発掘~混在~」の木彫部分の下書きをしました。木を彫る作業は来週末からになります。最終段階の制作工程の中で、この木彫下書きが一番面白いところです。漠然としたイメー...
  • 週末 「混在」表層作りに着手
    今日から「発掘~混在~」の次なる工程に入りました。6つのボックス内の木枠で囲ったところに浮き彫りにした厚板を張り付けていく作業です。この浮き彫りが最後の造形となり、いよいよ全体が見えてくるはずです。同じボックス内にボルト...
  • 「混在」木枠部分の完成
    「発掘~混在~」は今年の夏の個展で発表する三双屏風からなる半立体の作品です。つまり畳大のボックスを縦に6つ、屏風のように置いてみようと考えているのです。ボックスには陶彫部分と木彫部分があって、それを仕切る木枠があります。...
  • 三連休 木材部分の目標設定
    休庁期間が終わって、3日間出勤した後の三連休はとても有難いし、また貴重な時間です。「発掘~混在~」の制作に対するモチベーションが保てたまま三連休を迎えられるのが良いと感じます。この三連休で6点の屏風に内包する木材部分を全...

Comments are closed.