雛型で遊ぶ

横浜のグループ展に出品した「構築〜起源〜」には、その雛型も合わせて展示してありました。見に来た人は小さな雛型にも関心が高く、本体と見比べて楽しんでいたようでした。雛型は作者自身も楽しんで作っていて、遊びの要素がいっぱい含まれています。こんなものを作ってみたらどうだろうと気軽に作れるし、頭の中のイメージが具体化できるし、実作に入る前にスケールを決めることができるので、雛型は大いに重宝しているのです。ただし雛型をそのまま大きくすることはありません。雛型で試したことを、さらに発展させた実作にしたいと思うからです。これから作る陶彫作品も雛型を作るつもりです。陶芸部分は実際の土を焼いて雛型にするつもりです。いくつかの連作として計画している陶彫なので、雛型では連作も作ってみたいと考えています。気楽に遊びながら雛型作りをやっていきます。

関連する投稿

  • 9月にやるべきこと
    9月になりました。先月は新築された倉庫に陶芸窯が入りました。職場で5日間の夏季休暇をいただき、新潟県のアート・トリエンナーレや群馬県の博物館、静岡県の美術館、そして長野県の池田宗弘先生宅に行ってきました。読書ではA・ブル...
  • 木彫制作さらに追加
    「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数は100本を超えるものとなりました。杉材がまだまだ必要です。あと30数本は追加で彫らなければなりません。これで週末はさらに多忙になります。残り30数本は短めなので、来月末には何...
  • 美術館&ギャラリー巡りの日
    週末になり、ウィークディの仕事から気分を解放させるため、今日は美術館に出かけました。朝8時半に家を出て東京の六本木まで電車を乗り継いで行きました。国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」は必ず行こうと決めていた企画展...
  • 「辻晋堂展」で陶彫を考える
    陶彫は土そのものを焼成して石化させるので、塑造といえども鋳造して保存する作品とは根本的に異なります。使用している素材のまま保存可能にしてくれるので自分にとっては大変魅力的です。自分は学生時代に人体塑造をやっていて、石膏取...
  • 鎌倉の「辻晋堂展」
    自分の学生時代、池田宗弘先生が個展をしていた縁で、ギャラリーせいほうに通い始めました。そこで陶彫による個展を開催していたのが辻晋堂と速水史朗でした。当時、ギャラリーせいほうの関連会社であった聖豊社から「現代彫刻」という雑...

Comments are closed.