「構築〜起源〜」全体構成

畳9枚分の大きさの厚板を床に敷き、116本の柱をすべて立てて配置を考えました。今日はそんなことで一日が終わってしまいました。実際に彫ったり修整したりする作業は後回しです。柱に彫り込んだカタチを見ながら、隣り合う柱と柱のバランスやメリハリを考えて、柱の配置換えをする作業は、部分を作る作業より骨が折れます。全体構成は今日のうちにやっておかないと、次の機会は図録撮影か、または搬入の時しかありません。やはり全体の把握に雛型はとても役に立ちました。それにしても毎度のことながら集合彫刻は組み立てから分解までかなり時間を要します。自分が選んだ方法だから文句の言いようもありませんが、搬入時にはまた人の手を煩わせることになりそうです。

関連する投稿

  • ギャラリー「構築~瓦礫~」アップ
    ホームページのギャラリーに2010年制作の「構築~瓦礫~」をアップしました。ギャラリーやRECORDにアップしてある作品に関する解説は一切避けて、同じ発想のもとで作ったコトバを添えています。カタチとコトバを対峙させて、双...
  • 実材としての土
    20世紀の近代美術が写実から心象へ、その表現が求めるモノが変化していったのは近現代美術史を紐解けばよくわかります。モンドリアンの抽象絵画も写実を純化した結果見いだされた表現です。自分は学生時代は大学のカリキュラムに従い具...
  • 「神と人を求めた芸術家」
    表題はドイツの近代彫刻家エルンスト・バルラハのことを取り上げた「バルラハ~神と人を求めた芸術家~」(小塩節著 日本キリスト教団出版局)の副題になったコトバです。バルラハは最近日本でも徐々に知られてきた彫刻家であり劇作家で...
  • 甲虫類のような立体造形
    陶彫による立体作品が昆虫、なかでも甲虫類の雰囲気がすると、個展に来ていただいた人から指摘されたことがあります。昨年発表した「発掘~赤壁~」や今年の「構築~瓦礫~」の曲面を多用した作品に、そうした生物的なイメージが見て取れ...
  • 夢で見た部屋
    家内はよく夢を見るようで、寝起きにこんな夢を見たと自分に語る時があります。自分はほとんど夢は見ません。または朝になると忘れてしまうのかもしれません。詩人瀧口修造の文章に夢の記述をしたことが書かれてありましたが、自分も夢の...

Comments are closed.