杉材の追加購入

「構築〜起源〜」の雛型から割り出した柱の本数のうち不足している短めの柱を今日製材所でカットしてもらいました。50cmを36本。これを明日から作業場で彫り始める予定です。杉のいい香りが積んである車内に漂い、これからの期待と労力の大きさで複雑な心境になりながら、それでも新しい木材が手に入った喜びでいい気分になっています。木材買出しの合間に、陶土をタタラにして陶彫の準備もしました。昼は木彫、夜は陶彫生活の始まりです。カーヴイングとモデリングの二本立て。いずれも日本古来からあるお馴染みの素材ですが、空間の解釈は現代版で、「場の彫刻」というべき環境を取り込んだ作品にするつもりです。

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