秋分の日にも…

久しぶりの晴天で、ようやく秋らしくなった清々しい一日でした。今日は秋分の日で休日でしたが、相変わらず木彫の作業に明け暮れています。作業場の窓から入り込む日差しを美しく感じながら鑿を振るっていました。どこかに出かけたい気持ちを抑えて黙々とやっています。彫刻は肉体を伴う労働とも言うべき仕事があって、これはこれで気持ちがいいものです。とくに木は彫り跡が美しく、香りもよくて申し分ありません。以前ブログに書いた記憶がありますが、森林の中にいるような気分になります。ひとりのペースなので、適度に休憩を入れる予定で作業をしていますが、気候がよくなると休憩も忘れて、ひたすら彫り続けてしまいます。途中鑿を研ぐ時が休憩タイムです。鑿を研ぐ時は精神統一が図れる時でもあります。こんな風に作業をしている時が一番幸せな時かもしれません。                Yutaka Aihara.com 

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