制作没頭の一日
2008年 7月 5日 土曜日
丸一日が自分のために使える大切な週末です。いつものことですが朝から気分が違っていて、仕事場に入ると同時にエンジン全開です。今日は作品に付帯するモノを作っているので創作活動ではありません。柱の補強に使うカタチをたくさん作っているのです。それでも地味な部品でありながら作品が設置されると表面に出てくるモノなので手抜きはできません。今日は何時間もずっと電動工具を使っていたので機械が熱をもってきました。そこで少々休憩。無理をせず休まず長い時間をひたすら作業する、この感じがとても好きなのです。自分はランナーに例えると長距離向きです。短距離のような一気呵成はできません。早いうちから時間をたっぷり使って計画的に作るという工程があればこその集合彫刻です。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 三連休 集合彫刻の統括 三連休の中日です。今日も朝から夕方まで制作三昧でした。擂り鉢状の新作は陶彫部品を組み合わせた集合彫刻です。集合彫刻は私が20年以上も関わってきた表現方法で、部品をひとつずつ作って、それらを統括してひ […]
- 週末 仕上げの時間の確保 今日は朝から夕方まで工房に篭って制作していました。土練、タタラ、成形、彫り込み加飾を繰り返す制作サイクルの中で、いつから仕上げ工程である化粧掛けや窯入れに入るかを考えながら制作を進めていました。問題 […]
- イメージを育てる 新たなイメージはどこからやってくるのでしょうか。現在の作品制作が佳境に入った時に、うまくいったり、悩んだりしている状況の中で、ふと湧いてくる現行とはまるで異なるイメージがあります。現行の作品に集中し […]
- トレーニングに関する雑感 スポーツにはトレーニングがつきものですが、創作行為や物事の発想にもトレーニングが必要だと感じます。創作における日々のトレーニングは、イメージ力を高めると確信しています。私の場合のトレーニングはREC […]
- 造形の素材変換 かつて木彫によるテーブル彫刻「構築~包囲~」と「構築~解放~」を作りました。サークル状の厚板を複数の細い柱で支える構造で、量というよりは線と面で構成される軽やかな作品として作ったつもりです。この作品 […]
Tags: カタチ, 作品, 制作
The entry '制作没頭の一日' was posted
on 7月 5th, 2008
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.