勝手なイメージの重複
2008年 6月 17日 火曜日
自分の中では記憶した時代が異なるのに、2つのモノの間に勝手なイメージの重複がある場合があります。たとえば大学時代に西武美術館で見た「エゴン・シーレ展」。展示作品の中に「小さな町」(1912〜13)というシーレの母の故郷であるクルマウを描いた作品がありました。三角屋根と小さな橋がパッチワークのような構成で表現されている絵画でしたが、それを見た時、日本のフォークソングの旋律が頭の中で繰り返し流れていたのを思い出しました。先日フォークソングの復刻版を聴いて、今度は「小さな町」が思い出されました。フォークソングは中学生の頃、ラジオの深夜放送で聴いていた六文銭の「橋」(作詞:白石ありす 作曲:小室等)です。「小さな頃見慣れた 三角屋根の家並が ほんの少しばかり 姿をかえ河岸づたい〜略〜あの橋わたれ」というフレーズがエゴン・シーレの絵画と自分の中で結びついてしまっているのです。自分勝手で個人的なコラボですが…。
関連する投稿
- 目黒の「ベルナール・ビュフェ展」
昨日、目黒区美術館で開催中の「ベルナール・ビュフェ展」に行ってきました。昨日のブログに書いた通り、昨日は親戚の招待を受けたり、池袋に沖縄民謡を聴きに行ったりした一日でしたが、昼の僅かな時間を使って、目黒にも足を運んだので... - フジタが作った礼拝堂
昨日マチスが作ったロザリオ礼拝堂のことをブログに書きました。引き続き今回は藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作った平和の聖母礼拝堂について取り上げます。平和の聖母礼拝堂はフランスのランスにありますが、自分はまだ行ったことが... - 幻想画家論
ボッス、グリューネウァルト、ピエロ・ディ・コジモ、ラ・トゥール、ルドン、ゴーギャン、アンソール、ムンク、スーティン、クレー、エルンスト、デュシャン…「瀧口修造全集1」に収められている幻想画家論で取り上げている芸術家です。... - 「魔術的芸術」二つの大いなる…
A・ブルトン「魔術的芸術」もあと少しで終わりです。先日出かけた「ゴーギャン展」に纏わる章に差し掛かりました。「二つの大いなる綜合」という副題がついた章です。二つというのはギュスターヴ・モローとポール・ゴーガン(ゴーギャン... - 「パウル・クレー 東洋への夢」
表題の展覧会は、静岡県立美術館で開催されているもので、知人からチケットをいただいたので行ってきました。クレーはたびたびブログに書いている画家で、この巨匠に関する興味はずっと尽きません。自分は20代前半で初めてミュンヘンに...
Tags: 展覧会, 画家, 芸術家, 音楽
The entry '勝手なイメージの重複' was posted
on 6月 17th, 2008
and last modified on 1月 30th, 2010 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.