煤を払って週末が終わり…

今週末はひたすら杉の柱の炙り作業に徹しました。作業場の外は煤だらけになり、木材の焦げた臭いが周囲に漂っていました。終日作業しても48本は終わらず、また来週末も炙り作業になりそうです。かつて「発掘〜円墳〜」や「発掘〜地下遺構〜」を制作した時も、枕木を炙ってテーブル彫刻の柱にしたことがありました。古びた枕木に比べれば、杉の柱は炙った跡が鮮明にわかり、作業としてはやりやすい状態ではありますが、煤だらけの顔を鏡で見るにつけ墨や炭を作る職人の大変さがほんの少しわかった気がしました。杉材は焦がすと時々乾いた音がします。急に熱を加えたので木が割れているのです。そこはお構いなしに作業を続けています。彫り跡も残したままです。充分炙った後、木についた煤を払って定着液を塗って1本完成です。この繰り返しが48回あります。来週末も延々と続きます。

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