等閑にしている読書
2008年 5月 13日 火曜日
公務と創作活動を繰り返している日常の中で、ひとつだけ等閑にしているのが読書です。本を読む時間がなかなかとれず、読みたい本が山積みにしてあります。何回かブログにも書いていますが、ゆっくり本が読める時間が欲しいこの頃です。今読み始めているのはピーター・ブリューゲルに関する創作としての伝記物語。かなり面白くて本をめくるとあっという間にブリューゲルの生きた時代にタイムトリップしてしまいます。稀有な絵画的な才能に恵まれた農家の若者が様々な時代状況の中で、運命的なものに翻弄されながら生きていく姿に惹きつけられています。ブリューゲル絵画を論じた評論もいいのですが、こうした物語をブリューゲルの描いた絵を念頭に入れつつ読み進んでいくのもいいものです。読書がしたい、続きを読みたいと願いつつ、日々の仕事に没頭してしまう自分がいます。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 「中空の彫刻」読後感 「中空の彫刻」(廣田治子著 […]
- 「《逸楽の家》」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第6章 タヒチからマルケーサスへ(1895~1903年)」の「3 […]
- 「結語」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「結語」の「1 木彫と陶器」「2 親密な環境における彫刻」「3 […]
- 「状況-思考の神秘的内部を表すこと」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第6章 タヒチからマルケーサスへ(1895~1903年)」の「1 […]
- 「文化的総合」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「第6章 タヒチからマルケーサスへ(1895~1903年)」の「2 […]
Tags: 書籍
The entry '等閑にしている読書' was posted
on 5月 13th, 2008
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.