芸術家が猫を好むわけ
2008年 2月 28日 木曜日
昨日のブログに書いた彫刻家池田宗弘先生を初め、画家藤田嗣治、文豪夏目漱石など、猫を表現媒体にする芸術家は多いと感じます。同じペットでも犬やウサギに比べるとどうでしょう。古今東西の芸術家の作品テーマで、そんな調査をしてみたら楽しいのではないかと思います。猫が芸術家に好まれる理由はいくつかあると思いますが、人間に従順な犬に比べると猫は自由気儘、それでいて適度な距離をもって人間のそばにいるという性格によるものが大きいのではないでしょうか。よく見ると結構聡明な面構えをしている猫もおります。夏目漱石が小説で猫に語らせた世相や風刺もわかるような気がします。古くはエジプトの頃から猫は造形美術のモデルにされ、その動きは現代のミュージカルにもなりました。猫の彫刻的な美しさや地を這うような動き、狡猾な雰囲気などが芸術家に好まれる所以だろうと思います。 Yutaka Aihara.com
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Tags: 作品, 画家, 芸術家
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