写生はゴッホのように…
2007年 12月 12日 水曜日
最近ブログに高校時代に学んだフォーヴィズムやキュービズムについて書きました。さらに遡って中学時代の話です。中学生の頃はかなり記憶が薄れているのですが、美術の授業でただひとつ覚えていることはベテランの美術科女性教師が、私の写生を見て「ゴッホのようね」と言ってくれたことです。絵画について熱く語る彼女の話につい引き込まれて、そこで美術の素晴らしさを教わった気がしています。当時はよく授業で風景を描きに外に出かけました。自分の通っていた中学校は横浜の新興住宅地に出来たマンモス校で、周囲にはまだ雑木林が残っていました。自分はうっそうとした緑の立木を、水彩絵の具を使って鉛筆で描くようにザクザク塗り重ねていました。それを「ゴッホ」と言われ、名前だけは知っている有名画家と自分をダブらせて有頂天になってしまいました。それから図書室でゴッホの画集を見ました。まだ美術の専門家になるなんて考えも及ばなかった頃の話です。 Yutaka Aihara.com
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Tags: 画家
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