イメージが浮かぶ時
2007年 11月 16日 金曜日
どんな時にイメージが浮かぶのか。自問自答してみると、何気なく見ている風景の記憶や寝る前に布団の中で思い描く一日の振り返りの時だったりします。即座に書き留める作家もいますが、自分はそんなにマメではないので、イメージが浮かんでも夢うつつの彼方に消えてしまいます。それでもなお残るイメージが作品になっていくのです。それは今のところ自然の情景ではなく、人工の産物だったりします。作品が都市のイメージを持っているのはそのせいです。工場にも魅力を感じてしまいます。首都高湾岸線を横浜から羽田空港に向かう途中に工場があり、その建物が何ともいいのです。円柱形の建物が赤と白に塗り分けられていて、手前の緑の自然の中にそれが現れると嬉しくなります。イメージが浮かぶ時は、視界に入ったもののうち何に感じるかにより、それが記憶にすり込まれて現れてくるものだと思っています。Yutaka Aihara.com
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Tags: 作品
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