「シュールレアリスムと美術」展

今日は横浜美術館の18回目の誕生日だそうです。館内無料と知って「シュールレアリスムと美術」展を見てきました。テーマごとの展示、著名な作家の作品がずらりと並んで、シュールレアリスムの捉えがかなり広範囲で楽しめる企画になっていました。中でも関心があったのはマックス・エルンストの一連の作品。ちょっとした工夫が効果的で、絵画世界に広がりと深みを与えていました。当時としては画期的な技法だったはずです。ダリの描写に相変わらず驚き、アルプの簡潔なレリーフがすっきりとした空間を演出していました。横浜美術館内はお祭りのようで、こんな活気のある日もあっていいんじゃないかと思った一日でした。                  Yutaka Aihara.com

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