府中市美術館の「藪野健展」

仕事が早く終わり、午後3時頃になって横浜市の上大岡から東京の府中へと車を飛ばし、府中市美術館で開催されている「藪野健〜記憶の都市」展を見てきました。閉館間近に急ぎ足で見た個展でしたが、大きな画布に描かれた南欧の風景が広がり、時間がそこで止まっているような印象を受け、閉館時間を気にしながら、絵の前で長く留まってしまいました。青い空、廃墟となった古い町並み、作家の記憶の中に今なお生き続けている人々、路面電車やクラシックカーなど一貫したテーマを追い続けている姿勢が感じられて、大変見ごたえのある展覧会でした。車を飛ばして行ってきて良かったと思います。Yutaka Aihara.com

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