東福寺の「方丈庭園」

見たい庭園のひとつに東福寺の方丈庭園がありました。このブログでも何回か取り上げた重森三玲による庭園だからです。かつて見た記憶はあるのですが、改めて空間造形としての視点から眺めて見たいと思っていました。先日京都を訪れた際、この方丈庭園を見ることが出来ました。「南庭」は渦巻く砂紋の八海に浮かぶ四仙島に見立てた石があり、その縦横に配置された石の絶妙なバランス、空間の心地良さに時間を忘れました。「東庭」は小市松がリズミカルで楽しく、イサム・ノグチが「モンドリアン風の〜」と評した理由がわかりました。まさに庭の抽象化。さらに北斗七星と呼ばれる庭は、柱石の余石を利用した庭で、まさに現代の「場の彫刻」や「空間演出」の先駆けとなるものだと思いました。東福寺にあって現代に通じる空間的な刺激をもらいました。                           Yutaka Aihara.com

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