東福寺の「方丈庭園」
2007年 8月 27日 月曜日
見たい庭園のひとつに東福寺の方丈庭園がありました。このブログでも何回か取り上げた重森三玲による庭園だからです。かつて見た記憶はあるのですが、改めて空間造形としての視点から眺めて見たいと思っていました。先日京都を訪れた際、この方丈庭園を見ることが出来ました。「南庭」は渦巻く砂紋の八海に浮かぶ四仙島に見立てた石があり、その縦横に配置された石の絶妙なバランス、空間の心地良さに時間を忘れました。「東庭」は小市松がリズミカルで楽しく、イサム・ノグチが「モンドリアン風の〜」と評した理由がわかりました。まさに庭の抽象化。さらに北斗七星と呼ばれる庭は、柱石の余石を利用した庭で、まさに現代の「場の彫刻」や「空間演出」の先駆けとなるものだと思いました。東福寺にあって現代に通じる空間的な刺激をもらいました。 Yutaka Aihara.com
Random Posts
- 歯車のRECORD
20代の滞欧時代に作った自分の初期の版画に、車輪のような歯車のようなイメージを描きました。具象彫刻をやっていた自分が初めて抽象を意識した作品で、版下は捨てられずそのまま日本に持ち帰ってきました。まだ陶芸が出来なかった帰国... - 企画展のレセプション
ホテルの大広間を借り切って、「古代・現代 思索する手」展のオープニングレセプションがありました。スポンサーのNTT東日本の方々や美術館学芸員、博物館学芸員、画廊関係者、それに高崎市を中心に活躍する画家や彫刻家、工芸家、書... - ウィーンムジークフェライン
ウィーンムジークフェライン(楽友協会)でのニューイヤーコンサートの模様が毎年TVで衛星中継されます。1980年から85年まで住んでいたウィーンで、このニューイヤーコンサートは何度も立見席で聴いていました。マゼールが指揮を... - 「有元利夫展 天空の音楽」
昨日のブログに「鴨居玲 享年57歳」と書きましたが、今日取り上げる画家は38歳の若さで急逝した有元利夫です。折りしも同時期に別々の美術館で、両人とも没後25年の展覧会が開かれていたので、先日「有元利夫展 天空の音楽」を見... - 四十九日の法要
このところ毎年のように身近な人が亡くなって、法事が立て込んでいます。年齢のせいでしょうか。今日は義母の四十九日の法要がありました。横浜のほぼ中心にある久保山墓地に来て、その後は親類縁者と連れ立って中華街に行って食事をしま...
The entry '東福寺の「方丈庭園」' was posted
on 8月 27th, 2007
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.