若林奮「Valleys(2nd stage)」
2007年 8月 7日 火曜日
横須賀美術館の前庭に盛り土があって、そこに巨大な彫刻作品が設置してあります。ただ作品は地上から伸びているのではなく、盛り土を切り裂いて存在しているので遠くからは見えません。「Valleys」と題された作品は題名どおり谷間を表現していて、盛り土をV字形に裂いて、その両斜面が鉄の壁になっています。大地を裂いたら鉄の壁が表れ出てきたという感じです。高さ3メートル、距離50メートルほどの谷間を歩くと、圧迫感があります。ところどころ鉄がうねっていたり、鋭角に突き出ていたりして表情が見てとれます。人の視点であるとか、モノの高さや角度、距離を改めて認識できるような立体作品です。谷から上を見ると広がる角度のためか空が開放的に見えます。足もとには窮屈な空間があります。そうした空間認識の在り様を鉄の谷間を作ることで表現しているのかもしれません。立体造形に取り囲まれて鑑賞あるいは体験する作品とも言えます。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 週末 「混在」の表層彫り込み
今日は朝から夕方まで工房で制作三昧でした。朝は相変わらずの寒さでしたが、昼ごろから暖かくなり、久しぶりにストーブを消して窓を開けました。彫り込みは順調に進みましたが、時間がかかるので一体いつ彫り込みが終わるのか見当がつき... - 週末 後輩たちのグループ展
今日の午前中は工房で制作。「発掘~混在~」の表層の彫り込みに四苦八苦していました。時間がかかるのは承知していましたが、こんなにも時間がかかるとは思いもよらず、この調子でいくと畳大6点が今月中に終わるかどうか怪しくなってき... - 週末 「混在」木彫下書き完成
今日は朝から工房に行って制作三昧でした。昨日書きかけていた「発掘~混在~」の木彫部分の下書きをしました。木を彫る作業は来週末からになります。最終段階の制作工程の中で、この木彫下書きが一番面白いところです。漠然としたイメー... - 週末 AM制作、PM美術館巡り
今日は午前中に「発掘~混在~」の木彫レリーフの下書きを行い、午後は家内と東京の美術館巡りに行きました。制作工程では今日から木彫の予定ですが、意欲に弾みをつけたかったことと、彫刻家の池田宗弘先生から「DOMANI・明日展」... - 2月にやるべきこと
2月になりました。今月は三連休がないのが残念ですが、貴重な週末を出来るだけ充実させます。制作では「発掘~混在~」の木彫部分の完成を目標にしたいと思っています。この木彫部分に砂マチエールをつけるのは来月かなぁと考えています...
Tags: 作品
The entry '若林奮「Valleys(2nd stage)」' was posted
on 8月 7th, 2007
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.