北方芸術傾倒癖
2007年 6月 4日 月曜日
自分が美術を専攻した学生時代から、自分の中に去来した芸術家はいずれも北方ヨーロッパであるのに気づき、自分の趣向が北方に向けられていることを改めて認識しました。A・デューラーの細密な版画、R・クラナッハの硬質な油彩、ファン・エイクの荘厳な宗教画、それと対照的なH・ボスの常軌を逸した幻想世界、その弟子にあたるP・ブリューゲルの人間社会を描いた連作、その他レンブランドやフェルメール等中世から近代にいたるまで列挙すると切りがありません。19世紀から20世紀初頭にかけても印象派よりドイツ表現主義やバウハウスに興味が移り、自分が留学するならフランスよりドイツ・オーストリアに決めていた所以があります。学生時代の一時はドイツ表現派に傾倒し模倣をしていました。彫刻科に籍があったので、ミケランジェロやロダン、ブールデル、マイヨールの圧倒的な表現力を充分承知の上で、それでもなお北方ヨーロッパの風土に魅かれていました。
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Tags: 版画, 画家, 芸術家
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on 6月 4th, 2007
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