チグリス河流域で彷徨う心身

学校で学んだ歴史に古代の四大文明があり、そのひとつがチグリス・ユーフラテイス文明です。そのチグリス河流域の町デイヤルバクルに着いた時は、頭痛と腹痛に見舞われ、ホテルに4日間倒れこんでいました。家内も同じ症状だったので、食事のせいか疲労のせいか、あるいはもっとヤバい病気なのかわからないまま臥せっていました。ボーイが心配そうに何度か様子を見に来ました。観光したい欲望に駆られ、頭痛や腹痛を抱えながら、埃っぽい街に繰り出しましたが、すぐホテルに引き返し、街で買った果物で持ちこたえていました。苦しんだ4日目にフッと身体が楽になり、温かさが身体に戻ってきました。家内は少し早く回復していました。夢に和食のあれこれが浮かんできたので、食事のホームシック状態だったのかもしれません。羊の肉が食べられなくなったのはこの時からで、旅は2ヶ月になろうとしていました。

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