映画に見るアート
2007年 2月 21日 水曜日
昨日のブログに書いたギーガーのデザインによる「エイリアン」は、ドラマもさることながら、画面に現れる密閉された空間に不思議な美しさを感じさせます。老朽化した宇宙船は錆びた色合いの機械が並び、さらにエイリアンによって生物化した鉄のような素材が、古代生物の背骨を思わせて目を引きました。自分は「バットマン」のゴッサムシテイも大好きで、アールデコ様式の都市にバロック様式の彫像を混在させ、暗い色調で統一した画面は妖しい魅力に溢れています。ヨーロッパで生み出された様々な建築やデザインの様式をドラマの味として使ってしまうハリウッド映画は、理屈抜きで楽しめるエンターテーメントです。こんな情景を作ってみたいと思ったアーテイストが自由に作った世界で、CGも含め、現代美術が獲得した美意識が多様に表れていると思います。
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on 2月 21st, 2007
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