「彫刻の投影」を読んで

暇を見つけては活字を目で追っています。気まぐれ読書家なので、一冊の本を読むのに長い時間がかかってしまいます。同時に何冊も読んでいて、どこまで読んだかわからなくなっていることもあります。「彫刻の投影」という書物はどこかの美術館のショップで購入したものです。下田治というアメリカ在住だった彫刻家が著したもので、海外で暮らす画家や彫刻家の裏側を書いていて、同じ海外に暮らした者として大変興味深く読んでしまいました。自分がいたヨーロッパとは違う環境に驚いたり、保守的ではないところが羨ましかったりしました。下田さんはもう亡くなられているようで、いわば遺稿として出版されたようです。

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