佐藤和美展によせて
2006年 12月 17日 日曜日
自分と同年代で、茨城県に工房を構えて作陶を続けている佐藤和美さんの個展に行ってきました。神奈川県藤沢から江ノ電に乗って、ひと駅目に目指すギャラリーがありました。閑静な住宅の中にある陶器専門の店でした。そこには土肌を生かした壺や皿が並べられていました。作品のことはそっちのけで、プライベートな話ばかりになってしまいましたが、この歳になると肉親のことや諸々の雑事で創作がままならなくなるのは誰しも同じなんだと思いました。そんなことで納得できる作品が出来ていないと和美さんは言っていましたが、何はともあれ創作を続けている仲間がいることは嬉しく感じています。
関連する投稿
- 卵たちの搬入展示 以前のNOTE(ブログ)に「卵たちの初グループ展」という文章を載せました。工房によくやってくるボランティアの子が、初めてのグループ展をやることになり、工房に仲間を集めて打ち合わせを持ちました。そのグ […]
- 週末 後輩たちのグループ展 今日の午前中は工房で制作。「発掘~混在~」の表層の彫り込みに四苦八苦していました。時間がかかるのは承知していましたが、こんなにも時間がかかるとは思いもよらず、この調子でいくと畳大6点が今月中に終わる […]
- 益子の「陶器市」めぐり ゴールデンウイーク中に開催される栃木県益子の「陶器市」は大変な人出があるので、毎年夜明け前に横浜を出発することにしています。共販センター駐車場に店が開く前に車を入れて、目当ての店へと繰り出します。ま […]
- 11‘個展評壇より 『木・陶による「構築シリーズⅡ」。陶は古代土器のようでテーブルの役割。そこから木が銛のような形で天を向く。巨大で壮観。』(美じょん新報 […]
- 夏季休暇⑤ 5日間の休暇を振り返る 今日はどこかへ出かけることはしないで、今年の夏季休暇を振り返る一日にしました。7月末に2日間の夏季休暇を取りました。ここでは新潟県魚沼市を訪れて、江戸時代の彫工石川雲蝶のダイナミックな木彫に触れまし […]
Tags: ギャラリー, 作品, 創作, 展覧会, 工房, 陶
The entry '佐藤和美展によせて' was posted
on 12月 17th, 2006
and last modified on 1月 8th, 2010 and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.