アフリカンギャラリー

静岡県の大室高原にあるアフリカンギャラリーに行ってきました。アフリカの彫刻や仮面などザックリと木彫りされた造形が大好きで機会あるごとに見たり買ったりしています。今日はコートジボアールの小さな仮面を思わず買ってしまいました。マリの造形も面白くて見入ってしまいます。一昨年は三重県にあるマコンデ彫刻のギャラリーを訪ねて、やはり仮面を買いました。かつてピカソやブラックが関心を寄せ、アフリカ彫刻によって新しい表現を獲得したことがよくわかります。アフリカンアートには創作を刺激する根源的な何かがあります。生活の中にあるものが象徴化され抽象までカタチが変っているところに魅了されるのかもしれません。

関連する投稿

  • 「構築~楼閣~」について 今年7月の個展で発表する木彫と陶彫による作品の題名を「構築~楼閣~」にしました。「楼閣」とは高い構えの建物という意味です。現在制作中のこの作品は、昨年発表した「構築~瓦礫~」のように割れた球体をいく […]
  • 6月の制作計画 6月になりました。梅雨の時季を迎えますが、じめじめして湿気の多い毎日は好きになれません。でもこの季節が陶芸には最適で、土がゆっくり乾燥するので、ひび割れが少ないのです。今月は来年に向けて新作を進める […]
  • 制作途中の素材 作業場の片隅に制作途中の板材を置いています。週末しか制作できないのですが、途中の作品を見てあれこれ考えることは毎日しています。次の週末は板材に組み込む柱材を彫ってみようとか、どんなカタチを彫りだそう […]
  • アフリカンデザイン 新聞記事にアフリカの色彩やカタチを取り入れたファッションが掲載されていると思わず目がいきます。アースカラーや原色に近い色彩に魅かれ、また単純化されたカタチが大好きで、ドロ臭い情感がモダンにアレンジさ […]
  • バンコクから帰って… 月曜日から出かけたタイ旅行も、今朝成田空港に到着し、無事に帰国しました。念願だったアユタヤ遺跡の印象が一番強く、続いて王宮周辺の建造物の美しさが思い出されます。バンコクの夜を彩ったニューハーフショー […]

Comments are closed.